定番のキリスト教式

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日本人にも定番となったキリスト教式

日本人は、宗教に寛容でどんなものも取り入れてしまうといわれています。
生まれたときは神式、結婚はキリスト教、葬儀は仏式という一般的な流れもある通り、それだけ柔軟性があるといえるのかもしれません。

日本人の結婚式の場合、多くはキリスト教式で行われています。
正確には、プロテスタント系とカトリック系がありますが、式に対する考え方にも違いがあるのです。
そのため、式内での流れが一部異なりますので、キリスト教信者ではない場合には覚えておく必要があるでしょう。

下記サイトで簡単な流れを説明しています。
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式を迎える前にチェックしておきましょう。

寛容なプロテスタント系で式を挙げる

キリスト教式の結婚式の場合、一般的にはプロテスタント系になります。
信仰や宗教に対して寛容な側面を持っており、敬虔な信者でなくとも式を挙げることが可能です。

ただ、宗教を重んじた神聖な場所で執り行うことには変わりがなく、事前に専用の結婚講座を受けることが必要となるでしょう。
ホテルや結婚式場に併設されている教会の場合には、結婚式しか上げない場所になっていますので、こういった講座を受けずに利用することもできます。

流れとしては、大体30分の式になり、司式者が指示をしてくれます。
大まかな内容だけを知っておけば問題はありません。

指輪の交換や証明書のサインに関しても指示してくれます。
事前にリハーサルを行いますので、あまり神経質になる必要はありません。

プロテスタント系は、寛容な部分があるため、生演奏をつけたり讃美歌をゴスペルに変えたりすることもできます。
フラワーシャワーといった演出もすることができますので、組み込んでみるのも方法の一つ。
印象に残る結婚式にすることもできますので、演出は相談しておくといいでしょう。

厳格なカトリック式の結婚式

カトリック式で結婚式を挙げる場合、ローマ・カトリック教会で執り行うのが一般的。
かなり神聖な儀式となる点に注意をしておく必要があり、信者でなければ挙式を断られることも少なくありません。
さらに、死別以外の再婚を認めていないことも忘れてはいけません。

司式者は神父であり、バージンロードは赤となります。
開催場所の呼び方も異なり、「御堂」と呼びますので注意しておきましょう。
また、式の流れとしては、ミサ聖祭が開催されるなど、特別な催しごとが出てきます。

カトリック式の結婚式では、最低でも4回の講座を受けなければいけません。
場合によっては、10回や20回といった回数の講座になる場合もありますので、時間的な見積もりもしっかりしておくようにしましょう。