新婚生活で気を付ける事

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結婚生活とは二人で生活すると考える

結婚するということは、夢のような新婚生活が待っていると誰もが考えます。
二人だけの生活がスタートすることになるはずですから、いろいろと夢のようなことを考えるものなのです。

そんな時間も楽しいものではありますが、現実にはそうはいっていられないことが多くなるでしょう。
二人で生活するということは、そんな簡単なことではないからです。

生活習慣は絶対に違うもの

よくあることではありますが、生活習慣の違いに愕然とすることがあります。
同棲していると、そういったことも見てきますが、初めて一緒に暮らし始めると、習慣は必ず違いが出るはずです。

同じところに住んでいたのではないのですから、これは当然のこと。
細かいところは気にしないようにしなければ、すべてのことに違和感を覚えてしまうことになってしまいます。

細かいことを出して来れば、すべてが違うのが当たり前です。
それこそ、見るテレビ番組から、トイレを使う時間や順番、洗濯ものの出し方までいろいろとあるでしょう。
それがすべて習慣なのです。

これは自分が感じているだけではありません。
パートナーも同じように感じていることなのですから、気にするのではなくて相手を受け入れる度量の広さが求められる瞬間なのです。
こういった許容がない人は、結婚生活が長続きしません。

行動を押し付けない

許容という面では、自分の行動ばかりを相手に押し付けたりすれば、うまくいかなくなるのは当然です。
相手は、自分とは違った生活を送ってきました。
考え方も違いますし、習慣も異なります。

自分に合わせてほしいと思う前に、自分が合わせるだけの器量がなければいけません。
相手を許容してあげるだけの心の広さを持つことが大切です。

もしも、精神的に抑圧されていると感じたら、自分はどうでしょうか。
それに対して不満に持つからこそ、自分の行動を押し付けているはずです。

不満を持つということは、いつかそれが爆発します。
我慢強く許容していると思ってはいけません。
離婚理由の一番に上がってしまう、性格の不一致ということは、この不満のことを指すからです。

対策としては簡単なことで、思いやりをもって接すれば問題はありません。
ルールを無理やり作り、決め事ばかり作ったりするのも実は強要です。
取り決めは、お互いで譲渡して決めることではなく、自己の主張を通しているということにも気が付くようにしましょう。

相手を許容し思いやるという事をはき違えない

すべてのことに通じることですが、我慢をし続けるということは、強いストレスになってしまいます。
嫌なことを抱えたまま生活すれば、必ず爆発するでしょう。
これでは、結婚生活もうまくいくわけがありません。

相手のことを許容しているつもりが、ただの我慢になることもありうる話です。
買いたいものや欲しいものを我慢するのは重要なことですが、相手の主張ばかり飲み込むのはつらいことになります。
不満が募り続けて不満が爆発すると、結婚生活はいとも簡単に吹き飛ぶものなのです。

自分の意見をいうことは確かに大切です。
いわないでいれば、これも我慢になることは確かですが、相手の意見も聞き入れる寛容さが必要になります。

さらに、言動の揚げ足を取るのは、最もやってはいけないことです。
言動を追究されたりすれば、意見など言いたくなくなってしまうでしょう。
これが我慢の始まりになりますし、会話をするのも嫌になります。

結婚とは、血がつながっていない二人が、血がつながっている家族よりも、長い時間生活を共にすることになることです。
お互いを思いやり、気持ちを汲み、傷つけないようにすることが必要になります。

自己主張をしたいと思っても、それが二人のためになるものか、自分だけにプラスになるから自己主張をしたいのかを考えましょう。
たった一歩思いやることで、結婚生活は円満に楽しく過ごすことができるのです。