式に来ていただいた方に渡すお土産

引き出物とは、結婚式に参列をしてくださった参列者の方に、お土産として持って帰って頂く品物のことです。
引き出物を渡すタイミングは基本的にお帰りの際や、式場の席の下に置いておくなど、式の際に邪魔になってしまわないようなタイミングに配ることが基本です。
この点に関しては式場のスタッフさんがアナウンスをしてくれますので、引き出物に何を用意するかのみを、ご夫婦で考えるようにしましょう。

結婚式の引き出物の選び方

結婚式の引き出物は基本的にご夫婦の自由とされていることが多いのですが、こうした引き出物は、避けるべきでしょう。

・生ものや傷みやすいもの、要冷蔵のもの
こうした品物は足が早く、式の帰りの際に傷んでしまう可能性が高いため危険です。
また保管の関係で式場スタッフから止められてしまう可能性が高いといえるでしょう。

・手作りのもの
気持ちを込めたいと手作りクッキーなどを用意する新婦さんも中にはいるそうですが、手作りの食品なども、衛生面の関係で非常に危険ですので、引き出物には向きません。

・保管に困るもの
二人の写真をまとめた思い出のアルバムなど、当事者の幸せをアピールするのは構いませんが、そういった品物を配ると、神経を疑われてしまう可能性が高いといえます。
貰っても保管に困るだけですので、最低限困ることが無いような、当たり障りのないような品物にすることをお勧めします。

・安すぎるもの
引き出物は参列者へのお礼ですので、あまりにも安い品物は失礼です。
本当に最低の金額でも、一人千円以上はかかる品物を用意するべきでしょう。

一般的な引き出物で多いのは？

一般的な引き出物として人気が高いのは、主に下記が挙げられます。

・バームクーヘン
美しい円を描いたバームクーヘンは、永遠を意味する験担ぎとしても知られています。
日持ちもしやすく保管もしやすいので、人気が高いといえるでしょう。

・選べるギフトブック
参列者からも非常に人気が高いのが、引き出物を自分で選ぶことが出来る、選べるギフトブックです。
本に載っている商品であれば、どんな商品でももらうことが出来るというギフトタイプのブックで、こちらの場合は、金額も調整しやすい点から、参列者だけではなく、ご夫婦からも人気が高いことで知られています。

このように、引き出物選びは、参列者にお礼の気持ちを伝える方法の一つですので、出来るだけ相手に喜んでもらえるような、自分たちも用意するのに手間がかからないようなものを選ぶことをおすすめします。
引き出物選びを間違えると、参列者にがっかりされてしまうことや、神経を疑われてしまう可能性もありますので、十分注意をして選ぶように心がけてください。