婚姻届けの書き方

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婚姻届の提出で認められる夫婦という形

法律上、夫婦として認められるには、婚姻届を提出することになります。
内容に不備があったり、間違えたりしてしまうと、受理してもらえません。
そのため、必ず2通もらっておくのがポイントとなるでしょう。

書き方としては、そこまで難しいものではありません。
いくつかの項目をしっかりと書けば問題ありませんので、落ち着いて記入していくことが大切です。

日付に要注意

まず間違えてはいけないのが日付です。
これを間違えると、決して受け付けてもらえません。

届出し受理された日が入籍日となりますので、提出する日を記入することになります。
これも、受理されればですが、もしも、不備があった場合には後日訂正することになってしまいますので、受理を見届けるようにしましょう。

提出に関しては、役所が閉まっていても24時間提出することが可能です。
時間外受付ということになりますが、出張所の場合には時間外受付をしていない場合もありますので、確認しておくといいでしょう。

氏名や住所は正確な文字で

氏名と住所は、間違いやすい部分になります。
氏名に関しては、記入時点ではまだ旧姓のままです。
結婚と同時に姓を変えることになりますが、あくまでもこの時点では戸籍に書かれている自体で記入しなければいけません。

戸籍に旧字体で書かれている場合もあります。
この場合には、旧字体で記入する必要がありますが、婚姻届を提出する際に新字体に変更することもできます。
記入が大変な場合には、変更してしまうのもいいでしょう。

住所も判断を間違うところです。
婚姻届けに記入される住所は、住民票に記載されている住所と世帯主ですので、間違わないようにしなければいけません。

仮に、新居に移住するとしても、住民票の内容が変わっているわけではないでしょう。
婚姻届けに記入したところで、住民票が変更になるわけではありませんので、注意しなければいけません。

改姓の問題と2人立てることになる証人

婚姻後には、改めてどちらの姓を使うのかを決めなければいけなくなります。
日本では、まだ夫婦別姓は認められていません。

本籍に関しては、どこにでも好きなところにすることができます。
必ず記入が求められる婚姻届けですが、結婚式と同居のどちらが早いのかという欄に関しては、どちらも行っていなければ空欄で問題はありません。

最後に証人です。
20歳以上で2人以上の結婚の事実を知っている人ということが条件となりますが、誰でも問題はありません。

知人や友人でもいいですし、仲人を立てているならお願いしてもいいでしょう。
ただし、印鑑が別のものを使わなければいけませんので、夫婦でお願いする場合には話しておかなければいけません。

婚姻届けと同時に必要なもの

婚姻届を提出する場合には、戸籍謄本が必要になります。
手に入れるまで時間がかかる場合がありますので、余裕をもっておくといいでしょう。

印鑑も必ず必要になりますが、実印として使っているものである必要はありません。
訂正印としても使うことになりますが、浸透印は使うことができませんので、しっかりしたものを用意していきましょう。

書類を提出し、婚姻関係となるのですから、本人確認証明書がなければいけません。
顔写真付きを求められますので、免許証やパスポートといったものを用意しましょう。
住基カードでも大丈夫です。