自由度の高い人前式

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参列者に証人となってもらう人前式

列席者を呼び結婚式を行うという意味には、証人になっていただくということがあります。
それだけ強い意味を持つ結婚式ですが、何も神の前で祈る必要はないとするのであれば、人前式という方法もあるのです。

形式には一切とらわれることなく行う方法で、列席者全員に証人となってもらいます、
とてもオリジナル性の強い挙式で、披露宴とセットとして考えるとわかりやすいでしょう。

自由度の高さと低い費用が魅力

人前式は、最近多くなってきている方法ですが、宗教的な観点に基づいてあげる結婚式ではありません。
あくまでも、人の前で結婚したことを報告し、その証人になってもらうことが重要です。
式を挙げる場所にとらわれることもありませんので、自由度の高さから新郎新婦の個性を前面に出すことができます。

宗教的な部分がなくなることから、費用もかなり下がります。
場所も一か所で済みますので、敷地の利用代金もかなり抑えることができるのです。
形式も自由ですので、自分たちで構成しなければいけませんが、費用に合わせて開くことができるのは、大きなメリットになるでしょう。

食事に関しては、立席型にすることが多く、出店形式で目の前で調理してもらうなどの演出ができます。
出来上がったその場から食べることもできますし、決まったテーブルにしかつかない披露宴に比べ、会話も弾みやすくなるでしょう。

自由度の高さがデメリットにもなる

自由度の高い人前式ではありますが、それがデメリットにもつながります。
両親に理解してもらうことはもちろんのこと、親戚等にも説明しておかなければいけません。

形式にとらわれないということで、演出に懲りすぎてうまくいかなくなることも出てきます。
ある程度まとめることが重要で、過剰すぎる演出は、逆効果になってしまうでしょう。
品のある演出を心掛けるとともに、まとまりを持たせ、流れを作ると形になります。

あまりにも自由な形ですので、ウエディングプランナーに企画やプログラムを依頼するのも一つの方法です。
食事の準備や祭壇、椅子や机といった設備の手配などもできるようになりますので、費用をかけても大きな効果を得ることができるようになります。